「今日、朝一から閉店までパチンコ打ったんだけど、4パチで3万円も負けちゃったよー・・・俺って運が悪いな。」ってつぶやくおっさんをホールの休憩所で見かけました。
では、このおっさんは本当に運が悪いのか?
等価ボーダーに対してどれぐらい回るか
私のこれまでのパチンコ経験から、何も考えずに適当な台に座って遊戯した場合の1k(1,000円)辺りの回転数は、ボーダー-2回転ぐらいだと思っています。(長期的にデータを取った訳では無いので曖昧ですが・・・)
等価ボーダーが18回の機種であれば16回、19回であれば17回ぐらいです。
ちなみにここで言うボーダーは、削りを考慮したボーダーになるので、遊戯の仕方によってボーダーは変わりますので参考程度に捉えて下さい。削り考慮の考え方はコチラを参照して下さい。
話を戻します。
ここでは等価ボーダーが18回の台で16回しか回らない台で考えてみます。(等価遊戯)
ボーダー-2回転しか回らないんだったら、通常時で1,000円遊戯するごとに2回転回す為のお金を使っていくことになります。
ちなみに、ボーダー±0の台なら理論的にはお金は増えないし減らないということになります。
2回転回すのに必要なお金
2回転すのに必要なお金は、
1,000円÷16回転×2回転=125円です。
1,000円分遊戯するごとに125円損失することになります。(その分がホールの利益になる)
1日いくらお金(持ち玉含む)を使うのか?
次にホールが開店してから閉店するまでいくらお金(持ち玉を含む)を使うのか考えてみます。
機種にもよりますが、通常時だと1時間で250~280回転ぐらい回ります。
ここでは1時間で270回転で考えてみましょう。
遊戯時間が地域にもよりますが、10:00~23:00までと考えて、ぶっ通せば13時間遊戯できます。
単純に270回転×13時間で計算したい所ですが、大当たり中や電サポ中を考慮していないので通常時のみの回転数を算出しなければいけません。
通常時とそれ以外の比率を考えるのは非常に難しいですが、大まかに7(通常時):3(それ以外)で考えてみようじゃありませんか!
1時間辺りの通常時の遊戯時間は、
60÷10×7=42分になります。
これに13時間をかけると、
42×13=546分
1日遊戯して通常時の時間は546分(9時間6分)になります。6分は面倒なので切り捨てましょう。
ゴールが見えてきましたね・・・
1時間で270回転回るとして、通常時で1日に使うお金(持ち玉含む)は、
270回転×9時間÷16回転×1,000円=151,875円になります。(改めて金額で見ると恐ろしいですね・・・)
1日平均どれだけ負けるか?
1日で通常時に151,875円費やすことになります。
但し、この中には当然出玉も含まれているので、その分を考慮しなければいけません。
その答えは、先ほど1,000円遊戯するごとに平均125円負けると結論が出たので、
151,875円÷1,000円×125円=18,984円。
1日開店から閉店まで遊戯し続けると、平均で18,984円負けることになります。
運が悪かったのか?
この記事の本題ですが、このおっさんは運が悪かったのか?
1日で3万円負ける確率を算出しようと思いましたが、面倒くさそうなので止めたので抽象的な結論になりますが、平均の18,984円より1万円以上も多く負けているので運が悪いと言えばそうかもしれません。
しかし、1日遊戯すれば5万円以上負けることも余裕であるので、平均から1万円ぐらいの誤差であれば運が悪いとは言い切れないです。
あくまで一例
ボーダー-2回転や通常時比率が7:3など、私がこれまでのパチンコ経験を基に適当に例を挙げた末の金額なので、実際には誤差はでるでしょう。
更に止め打ちを徹底すればボーダーは上がるので負ける金額を減らせるし、場合によってはボーダーを上回る台をゲットできるかもしれません。
最後に・・・
なんか適当な記事になっちゃいました。
やはりキチンと理論付けて説明しないと信憑性に欠ける記事になりますね。
時間があればもう少し詳細の計算をしてみるので今回は参考程度に捉えて下さい。