パチンコに限らずギャンブルには還元率が存在します。
還元率とは、簡単に言うと(簡単にしか言えないが・・・)、投資額に対して払い戻される割合のことを言います。
それぞれの還元率は、
- toto:50%
- 宝くじ:45%
- 競馬:70%~80%
- 競輪、競艇:75%
- オートレース:70%
になります。
totoで例を挙げれば、1万円分のtotoを購入すれば5,000円払い戻されます。
説明するまでもありませんが、あくまで平均になるので1万円分のtotoを購入して1円も払い戻しが無い人もいれば2万円払い戻られる人もいます。
購入した人全ての平均が5,000円です。
パチンコの還元率は分からない
宝くじや競馬などの公益ギャンブルは還元率が定められていますが、パチンコに関してはホール側で勝手に還元率を定めることができるので、パチンコの還元率がどれぐらいなのかは関係者にしか分かりません。
ただ、一般的には80%~90%ぐらいだと言われているので、少なくと宝くじや公営ギャンブルに比べると還元率は高いです。
ちなみにパチンコの還元率は釘で調整します。
1日、1台考えれば偏りがでるので還元率を調整することは困難ですが、数百台を月間や年間単位で考えれば必ず集約されるのでホール側で還元率を定めることは可能です。
パチンコの還元率は少し複雑
パチンコの還元率について間違った解釈をしている人がいるので少し説明しておきます。
先ほど、還元率とは「投資額に対して払い戻される割合」と説明したので、例えば還元率が90%のパチンコホールで1日10万円使ったら9万円払い戻されると思われるかもしれませんがそれは違います。
宝くじや公営ギャンブルは、購入額に対して還元率を計算できるので分かりやすいですが、パチンコは購入額に対してでは無く、貸し玉に対して還元率を計算します。
意味分からないですよね・・・
ではもう一度、還元率90%のパチンコホールで1日10万円投資した場合で考えてみます。(等価で4パチ)
10万円も投資すれば、よほど運が悪くなければどこかで出玉を得ることになります。
そして、その出玉に対しても還元率がかかるので、通常時に25,000玉(10万円÷4円)使い切ったところで、22,500玉(25,000玉×90%)が払い戻されると言うことです。
逆に言えば、通常時で25,000玉遊戯するごとに2,500玉をドブに捨てているのと同じです。
ですので、現金で10万円投資したのであれば、払い戻し額は9万円より低くなります。