パチンコの出玉規制は依存症対策になるのか?意見を聞いてきた!

パチンコ雑談

風営法の規制により、パチンコの出玉の規制が検討されています。

国家公安委員長は、その目的を遊技の射幸性を抑制するとともに、依存問題を抱える人への支援の拡充を推進するとしています。

強く影響があるのがIR推進法です。

この法案ではカジノ解禁とする一方で、ギャンブル依存症の増加や治安悪化を懸念していて、パチンコに対する風当たりが強くなってきています。

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出玉規制の内容

2017年4月2日現在情報になりますが、現時点では「パチンコの出玉基準は発射数に対して1時間で3倍以下、10時間で2倍以下」と規定されるみたいです。

短時間で多くの出玉を出してはダメ!要はギャンブル性が低くなるということです。

出玉規制が依存症対策になるのか?

本当に、パチンコの出玉規制が依存症対策になるのでしょうか。

規制がいろいろとかかってきているパチンコですが、確かにだんだんとパチンコ屋の客数が減っているような印象を受けます。

パチンコで稼ぎにくくなってきているのも事実で、消費者物価もあがる中、出なくなったパチンコをやる意義がなくなり、パチンコをやめていく人も増えてきているのではないでしょうか。

しかし、依存症というのは、やめれないから依存症なのであって、出玉が多少悪くなったから、消費者物価が高くなったからといってパチンコを止めるような人であれば問題ないのです。

それでは、パチンコ依存症の人ってどのぐらいいるのでしょうか。

日本のギャンブル依存症の人は、成人の約2%だと言われていて、そのうちの半分がパチンコ・スロットで、次に競馬などが多くなっています。

つまり、日本人の成人の100人に1人はパチンコ依存症といえるでしょう。

煙草は健康に悪いと言われ、禁煙スペースが増え、それでも煙草を止めない人がいるのと同じで、出玉を少しぐらい悪くしたぐらいで依存症の人が激減するとも思えません。

むしろ、出なくなった台につぎこみ、さらに借金を重ねるといったようになり、依存症予備軍の人は依存症になる前に止めることで全体の人数は多少減るかもしれませんが、依存症の人の傷口は、さらに大きくなっていくように感じます。

出玉規制に関しては、政府が法律でこうしろ!と言えば、それに従わざるを得ないのが法治国家の宿命ですから、そうなるでしょう。

パチンコ業界は、客数が減り、利益が下がり、パチンコ店に入店している客のほとんどが、重度の依存症患者という冗談が笑えなくなる日もくるかもしれません。

今後のパチンコ業界に関しては、カジノ解禁でどうなるかという問題があります。

カジノ解禁で治安が悪化したりすれば、それならまだ今までどおりパチンコでということになれば、またパチンコ復活の時代もくるかも知れませんが、可能性は低いと思われます。

パチンコユーザーに意見を聞いてきた!

あまり意味のない対策

パチンコ、パチスロの出玉規制についてです。私は31歳の男性です。

20歳の頃に、パチンコを始めました。今も月に1回程度お店に行っています。

出玉規制をすれば、依存性が治る、もしくは、マシになるかといえば、そうでもないと思います。

出玉規制して、ローリスクローリターンにしても、長時間遊戯し続けるようになるだけだと思います。

むしろ、ハイリスクハイリターンのほうが、大きく勝った時がやめ時だと感じて、パチンコ屋にいかなくなることもあります。

勝ちが小さくなると、更に勝ちたい気持ちが強くなり、何度もお店にいくようになると思います。

ローリターンにすれば、依存性が治るわけではないです。より勝ちたい気持ちが強くなります。

そもそも、パチンコに頻繁に通っている人は、パチンコ屋で友達ができています。友達と当たった、ハズれたと言うことが楽しくなっているので、ずっと遊戯を継続します。

朝から夜までです。射幸心を規制しても、あまり効果はないと思います。

ハイリターンがあれば、そこで止めるという選択ができる人もいます。ローリターンだから、安心かといえば、そうでもないです。

それに、ローリスクローリターンの台でも、展開次第では、たくさん出たり、たくさん飲まれたりします。

その、滅多にない、たくさん出る瞬間を、ずっと追い求めます。そもそもギャンブルは自己責任です。だから18歳以上しか入れないのです。

出玉規制しすぎる必要はないと思います。

さとる 31歳男性

パチンコの出玉規制の先にあるものは

近年、パチンコユーザーの縮小が劇的に進んでいる中、出玉規制による追い討ちでますますユーザーの縮小が進むと思います。

しかし出玉規制の目的はいかにと思う人も少ないと思います。

依存症対策の一つだと言われていますが出玉を規制することで逆に依存症の人々を追い込む面もあるのではないかと感じるわけですよ。

出玉を規制するということはユーザーの遊戯金額も必然と上がる訳ですから、依存症の人たちはそのゲーム性であったりと遊戯する部分に依存していると考えると出玉の規制で強制的に遊戯出来ない状況を作り上げようとしているように感じてしまいますね。

それが依存問題解決に繋がるかというと個人的には疑問も生まれてしまいます。

一方、この規制によって打撃を受けるのはパチンコホールでしょうね。更にユーザーが減ってしまったら売り上げも上がらないわけですから。

それに準じてパチンコメーカーも影響を受ける結果になるでしょう。規制通りの機械を作ってもパチンコホールに販売できなければ意味がないのですから。

その結果、パチンコ業界全体の縮小も進んで行くと思います。

私もパチンコを遊戯したことのある経験からすると出玉規制というのはユーザーに非常に不利に働く規制と感じてしまいます。

規制でも遊戯させる側と遊戯する側に平等な規制であれば賛成ですが出玉だけを規制するというのは賛成出来かねる部分を感じます。

パチンコの出玉規制の先にあるものは業界全体の縮小と更なるパチンコユーザーの縮小に繋がる大きな改正だと思います。

中本 28歳男性

出玉規制は反対

個人的には、パチンコ出玉規制は反対です。パチンコへの夢がなくなってしまうからです。

1円パチンコで半日かけて2000円つかって、3000円分の出玉を出したところで、暇つぶしにしかなりません。小遣い稼ぎにもなりません。

依存症のことを言う人がいますが、要は、パチンコをやる客側の節度の問題であって、借金してまでギャングルするような人は、パチンコがなくなれば、地下組織で隠れて違法ギャンブルに走るでしょう。

射幸心をあおるからダメという人には、その理屈なら宝くじの10億円はいったいなんなんだということです。年々一等の金額があがっているのは、射幸心をあおってるそのものではないでしょうか。

もっとも宝くじで10億円当てようとおもって、100万円分も宝くじを買うという人はいないでしょうから別次元の問題かもしれませんが、なんか国のご都合主義が見え隠れしているような感じです

かつ 36歳男性

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